不登校の見守りいつまで?
近況報告。夏休みが終わります。
長い長い夏休みがようやく終わります。
いかがお過ごしでしょうか。
宿題が終わっていない、
生活リズムが乱れまくっている、そんなところではないでしょうか。
現在別室登校中の5年生の次男の妹ちゃんは、なんとか宿題を終え朝も8時までには起きれています。
ただ、明日から学校かあ・・・とぼやいています。
また行きしぶりの日々が続くのは憂鬱です。
さて、肝心の次男はというと、宿題は多分終わっていません。
多分、と言うのも確認はしていないからです。
あえてしつこく聞いたりはしないようにしているからです。
中学生の間はともかく、高校へ進学すると提出物の期限を守ることは必須。
今のうちに失敗して学んでおいて欲しいものです。
そして一番気になるのが生活リズムの乱れ。
案の定、昼夜逆転に戻りました・・・
この事もあまり口を出さず一言いうぐらいに留めておきましたが、結果自力で戻すことはできませんでした。
明日から登校というのに本日起きた時刻正午12時。
就寝時間はおそらく早朝4時あたりでしょうか。
聞いてみると、朝方眠り、昼食に起きてから昼寝もしていたようです。
ADHD特有の夜更かし癖と、日中の眠気。難儀ですね。
夏休み中朝に起きる事がほぼなかったので「コンサータ」を服用できていなかったのも原因かと思います。
何はともあれ明日から学校へは行くと言っています。
行けるかどうか(起きれるかどうか)はともかく、生活リズムを整えていきたいと思います。
不登校の見守りっていつまで?
タイトルの件です。
我が子が不登校になると大抵の方が最終的に
「見守る」「動き出すまで待つ」に落ち着くと思っています。
不登校初期にやりがちなことは以下のことが挙げられます。
・アドバイス
・説教
・無理矢理登校
全部、親の思う通りに子供を動かしたい!という欲望からくる行動です。
子供とはいえ、親とは別人格。
子供の性格を変えるのは難しいし、無理矢理コントロールしても指示待ち人間になってしまったり、将来心の病気なってしまうかもしれません。
不登校の親はできるだけ早くそのことに気づいて欲しい。
それからが「見守り」と「待つ」期間に突入する事になります。
なので早く気づけば気づくほど不登校の解決は早まると思っています。(もちろん本人の性格や環境にもよりますが)
我が次男は不登校になってから回復に至るまで5年かかっています。
小学生の間は私はまだ子供をコントロールする親でしたので、騙し騙し学校(別室)へ通わせていたという感じです。
完全不登校は中学の2年間。
その間がほぼ「見守り・待つ」期間でした。
中学に入って半年ぐらいはそれでもフリースクールを探してみたり、勉強をさせてみたり。
私はまだまだコントロールしたい欲に負けていましたが、
何もかもやり尽くして、「諦め」に至りました。
「諦観の念」というのでしょうか。
本当の意味で「見守り・待つ」が出来たのは中学1年後半から2年の終わりまで。
その期間はひたすら本人の好きなようにさせていました。
もちろん、親として子供の健康には気を遣いつつ。
勉強も、朝起きる時間も全てノータッチ。
ただただ、楽しく家で過ごしてもらい、家族も明るく、兄弟対応も格差なく。
まさに、「生きている」だけで良し!幸せ!
という気持ちで過ごしてきました。
要するに、本当に本人が動くまで待った時間は約1年半。
これが一般的に早い方なのか遅い方なのかはわかりません。
ただ、先生や学校に傷ついて「社交不安」「うつ」になった次男をここまで回復できたのだとすると、早かったと思っています。
もちろん、精神科に通い、薬物療法の力も借りてきました。
今もお薬の力がないと不安なようですし、学校復帰とはいえ楽しく学校へ通うというところまではきていません。
休日はひたすら家に引きこもっていますし。
ですが、不登校のゴール=本人の動き出せるエネルギーの回復。
学校へ通うことだけがゴールではありません。
自分の意思で、社会に復帰するために動くことが出来るようになる。
それができるまでが「待つ」期間だと思います。
復学できた次男。まだまだ不安定で進んだり戻ったり。
まだまだ親の見守りと「待つ」は続いています。
今日はここまで。
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