楽しみがない学校は続かない。
学校復帰から約2ヶ月。力尽きた。
恐れていた事。
力尽きて丸1週間休んだ。
学校復帰は徐々にが鉄則。
親としては緩やかに始めて欲しかったが、次男は融通の効かない性格。
「100か0か思考」
学校へ行くと決めたら週5日朝から夕方まで行く、と聞かなかった。
だけどやっぱり毎日は無理でした。
やがて週3日登校になったが、6時間目まで頑張って通った2ヶ月。
次男の進学希望の話で盛り上がった夜、普通の高校へ行きたいとなると週5日は行かなければならないし、受験のために勉強もしなければならないよ、と言う話に。
じゃあ、来週から週5日、月に二日ぐらいは休みながら行こうという事になった。
さらに嬉しくなった夫がハッパをかけていました。
このチャレンジは次男自ら決定した事ではありましたが、私は少しハッパをかけすぎじゃないかと言う懸念がありました。
私は現実を知ってもらうために話しをしました。
毎日登校がしんどいなら他の高校もあるよ、と言う話も事あるごとに話してきました。
がやはり、次男は普通の高校生になりたい。
そんな希望に満ち溢れている次男を見ていると嬉しくなるのが親心。
ただ夫は学校へ復帰してくれた事、未来への希望を話してくれた事に嬉しくなってつい、ハッパをかけてしまいました。
それから1週間後、学校から帰ってくる次男はみるみる元気がなくなります。
帰宅後、話をしたり、シャワーを浴びたりする事もなく部屋に篭るように。
頑張りすぎている。
このサインに私は気づいていました。
少し休もう、と言う提案にも次男は首を縦に振りません。
どうやら、無理をしても行った方が良い、と思い込んでいる様子。
心が疲弊してまで行く必要はないと思っている私は今すぐにでも休んで欲しいと思っていたのですが、言うことを聞かない次男は頑張って登校を続けるのでした。
定期テスト前日、学校から帰った次男は速攻自分の部屋のベットにもぐり込みました。
私はテストに必要なものがあるので伝えに行くと、
テストは受けない。と。
疲れたんだったらテストは後日でも受けられるよ、と言う話をしましたが、
「もういい。」と言います。
あ、完全に気持ちが切れたな、と感じました。
それと同時に、もう、学校へは戻らないんだろうなとも思いました。
乗り越えなければならない壁。チグハグな思い。
週始めの朝、珍しく次男は起こさなくても起きてきました。
ごはんを食べて、薬(コンサータ)を飲んだにもかかわらず部屋に戻り眠ってしまいました。
心の調子が悪くなると『過眠』状態になります。
最近ギターにも手を伸ばしていません。
好きな事をするエネルギーも無くなってしまいました。
この壁は、『自分自身を知り許容するための試練』だと思います。
乗り越えるには高すぎる壁。
学校復帰と同時に受験生になったんだもの、現実を知ったし、しんどいよね。
次男には仲の良い友達は教室にはいません。
かといって自ら友達を作る性格でもありませんし、自分の存在は決して構わないで欲しいオーラを出しています。
でも家では真反対の性格なんです。(家では皆んなを笑わせてくれるひょうきん者)
次男は本当に集団生活には相性が悪いんだな、と再確認しました。
かといって、少人数教室も居心地が悪い。
教室で黙々と授業を受ける方が楽とまで言います。
だけど今の授業は班で話し合ったり発表したりと次男が苦手で合わない授業が多い。
そんな事や、勉強へついていけない自分、学校に縛られる時間の長さ、に耐えられなくなったんでしょうね。
丸1週間休んで出た結論
次男が二度寝の朝、起きてきて私にこう言いにきました。
「やっぱり、水曜日から行こうと思う」
てっきり不登校に逆戻りすると思っていた私はびっくり!
しんどい日は休む、早退する、と約束し、登校は続ける事に。
週3日を提案するも、授業がわからなくなるので4日は行きたいという次男。
そういう不安もあったのかと言う事もわかりました。
思いを言語化する事が今までできなかった。
成長。
悩んだり疲れが溜まった時、少し休んで、考えて、自分で答えを出す。
すごい成長。
学校へ行きたいと言う思いが本物で、
辛い状況でもすごく頑張っていて。
その健気さを思うと母は涙が出てきます。
母の想像を乗り越えていく次男。
思った以上に成長しています。
今日はここまで。
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