毎日ダラダラ。何もしない又はゲームしかしない。
不登校になって間もない頃
今まさに不登校になりたてという時期、毎日布団から出てこなかったり、スマホやゲームばかりの毎日・・・という人は多いと思います。
そして、その様子を見てうちの子は将来ニートになってしまう。このままではひきこもりまっしぐら…などと心配になってアレコレと口出ししたりしていませんか?
でも現時点では杞憂しても仕方ありません。なぜならば、
その行動は正常です!
不登校になってしまうような子供は普段上手に息抜きできていない可能性があります。
今までずっと学校生活を頑張っていたのです。
大人にでもストレスを上手に解消できる人と、そうでない人、居ますよね。
子供ならなおさら。
下手なだけなんです。
だから頑張りすぎて、学校へ行けなくなる。
最初からうまくできる子もいます(羨ましいですが)そういう子は親の遺伝の影響が大きいです。
親も楽観的な性格だったりすると子供もそうだったりします。
重要な事は、
性格の遺伝は、親だけの影響ではなく、おじいちゃん、おばあちゃん、そのまたおじいちゃん、おばあちゃんの性格を受け継いでいる可能性もあるので、誰々のせいで!と誰かのせいにしないで下さいね!
つまり、ストレス解消が下手くそな性格なので、努力して変えるのはものすごく難しいという事です。
大人になる過程で『ライフハック』的な技を身に着けて何とか生きていけるようになる。
私(母親)の小学生時代
私も小学生時代は学校が嫌いな方で先生も嫌いでした。
だけど、次男よりは我慢強くありませんでした。
自分で言うのもなんですが、いい加減な性格で楽観的な性格です。
私自身2人姉妹の妹だったから、という事もあるかもしれません。
親からはあまり期待もされず、何かを強要もされず、自由に伸び伸びと育ってきた方だと思います。
それが良かったのではないでしょうか。
嫌な事があっても家に帰ると面白いお笑い番組を見て忘れる、美味しいご飯やおやつを食べて眠ると次の日にはキレイさっぱり忘れる事ができて、頑張れる。
ただ、そんな私でも5、6年生になると少し人間関係でストレスをためる様になり、学校を休みがちになった時期もありました。
そのとき当時の母はやはり「行きなさい」という典型的な母。
それでも、行きたくない私は体温計をコタツに当てたりして熱があると言って休むように。
いわゆるずる賢いタイプ。
母もわかっていたかもしれませんが、そこまでされると休ませてくれました。
そんな状態もいつしか吹っ切れる様になり学校へ行くように。
中学に行ったら生まれ変わるようなれると信じて積極的な性格に変わったように思います。
その時、何故行けるようになったのか?
その時学校の先生が訪問してなにか言ったりしてきたりしましたが、
誰かにアドバイスを受けたりして改善した訳では無く、自分自身で「変わろう」と思った事だけは記憶にはっきりと残っています。
自分で動き出すエネルギーがたまるまでの休息時間
毎日ゲームにYOUTUBEばかりしている状態。
今まで頑張って我慢して傷ついてきた心を癒す時間なんですね。
我慢してきた時間が長ければ長いほど、休息時間も長く必要になってきます。
下手したら倍近くの時間がかかると思っています。
その事に気が付かないで、家に引きこもっている時にさえ休息できず傷つき続けていたとしたら・・・
心の傷が癒え、自ら動き出せるまで、もっともっと多くの時間がかかりますよね。
そういうことです。
次男の場合、小学校1年生から4年生まで頑張り続けました。4年間。
5年生で力尽きました。今中学1年。休息3年目。
実質5・6年は休みながらも別室登校していたので完全な休息は取れていなかった。
なので、中学生になってからが心休み本番!?
はたまた、N中を退学したここ最近からが本当の意味での休息!???
となると、彼の心が復活するのは相当先になる事になりますね。
この事に早く気が付いていれば、好きな事だけをさせて心を癒すだけ癒させていたら、きっと不登校はもっと早くに解決するんだと思います。
ここで言う「不登校解決」は学校へ復帰する事ではありませんのであしからず。
今日はここまで。
ゆっくりと更新していきますのでよろしくお願いいたします。
少しでも共感・参考になれば幸いです。