不登校・発達 子育てほんろう日記

小学生から不登校の次男。発達障害に不安障害。現在進行形の記録ブログです。

不登校とペットのオカメインコ、アニマルセラピー。

オカメインコを飼い始めました

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ペットを飼いたい

現在中学1年生、完全不登校中の次男ですが以前にも一度ペット(猫)を飼いたいといった事がありました。

その時は不登校になり始めの頃で別室登校をし不登校にもなれ、一日のほとんどを家で過ごしていた時期でした。

ゲームもそこそこ飽きてきてやる事がない。

「暇ー。」と嘆く次男。

「だったら学校へ行ったらいいのに!」とか、

「家で勉強しろ!」とか。

「家事の手伝いしろ!」など。

まだ不登校を受け入れられずにいた私は、何かやらせようとしていましたね。

何かをやっていないお前はダメな人間だ、という間違ったメッセージを送っていたのかもしれません。後悔しています。

何かをやらせないと親として失格だ、とも思っていました。

とにかく周りの目も気にして親も子もストレスMAXの時代。

今は「課題の分離」もでき、お互いストレスはあまりためておらず平和な毎日。

月日と考え方の変化。

不登校は、親も子も成長させてもらえるもんですね。

 

次男が猫を飼いたい、と言い出した時、正直迷いました。

ペットを飼うと癒される「アニマルセラピー」等にも興味があったし、家で閉じこもる次男に何か役割を与えたかったのです。

でも現実は厳しく、長男はアレルギー持ち。

家の掃除も毎日できるほど余裕もなし。

1年に一度の旅行にも行きづらくなる…。

そして何よりも不登校の次男の世話とストレスで生き物を飼うなんて余裕『ゼロ!』

当時5年生の次男。

条件として、

猫の世話は自分でやる。(トイレ掃除、ご飯の用意、掃除)

3か月後まだ飼いたい、という気持ちが続いていたら、

という条件で考えてみる事に。

次男はADHDで飽きっぽいので、欲しいと言った物を数か月後にやっぱり要らない、という事があった経験からそういう条件を出しました。

正直、その間に心変わりしてくれることを祈っていました。

3か月後、

「やっぱり世話は大変そうだからやめる。」

といい、猫を飼う計画は無くなりました。

しかしそれ以来私は、あの時飼ってあげたら良かった、という後悔の念が消えませんでした。

次男がやめる、といった時心の状態はあまり良いとは言えませんでした。

親の私にもストレスかけて、自分に自信を失い、自分には猫の世話は出来ないんだ、と思っての決断。

しかし、その決断は私が次男にそういう風にさせてしまったのではなかったのか、という事なのです。

たとえ本人が世話ができなくても、心を癒す存在を与えてあげればもっと早く心は回復していたのかも。

心に余裕ができてきた時期に思い返し、モヤモヤとした思いが常にあったのです。

 

オカメインコを飼う

意を決してペットを飼うことに。

とはいえ、猫ではなく「鳥」。

私自身は犬を飼った経験はあったのですが、鳥ははじめて。

犬猫にアレルギーのある長男にも影響の少ない動物を、という事と、

妹がオカメインコを飼いたいという事で、決定。

肝心の次男は無関心。を装っています。(笑)

 

オカメは生後1か月半の子をお迎えしたのですが、最初は場所・人見知りでおとなしく怖がっていました。

次男も人見知り。遠目で見ている感じでした。

もともと次男は愛情深く動物好きのだったので、慣れると絶対に可愛がる、という自信はありましたが、

「餌やる?」とか聞いても断ってきます。

なんだか怖いそうです。

オカメも次男も『敏感さん』ですね。

 

それでも飼い始めて1か月ほどして、オカメも次男もお互いに慣れ始めた時に初めて肩に乗せて「かわええ」と言いました。

今となってはオカメも次男も超仲良しに。

 

朝にみんなが学校へ行った後、次男とオカメと二人きりになると

ケージから出して肩に乗せる。

パソコンでゲームしてる間も、休憩中も、絶えずそばに。

今では『ベタ慣れインコ』。

ナデナデしたり肩の上で寝た時には、ものすごくうれしそうにその様子を話してくれました。

 

ペットとの生活後の変化

ちょうど精神科の薬を増やした頃と重なるので、どちらの効果なのかははっきりしませんが、とてもいい効果があったように思います。

まず、不登校になって半ひきこもりになってからの次男は、怖がりに拍車がかかり、虫などの生物や汚い物(うんち)とかに過敏になり毛嫌いする様になっていました。

それが少しマシになりました。

動物の世話は汚い物の処理をしなくてはなりません。

私の実家で犬を飼っているので次男も犬は好きなのですが、犬の散歩に行ったときも「うんち」を拾うことが出来なかったり、昔は動物大好きで牧場の汚れた羊に物怖じせず抱きつくほどだった次男が、臭いが無理だったり怖がったりするように。

そんな次男がオカメのうんちを平気で処理できるほどに。

何なら毎日うんちまみれ。それでも平気な顔(嬉しそうな顔)をしてます(笑)

 

それに、外に出ても「疲れた」と言わなくなりました。

人が多い所に行くと顔が曇り疲れた様子になっていたので行きたくない、と言って積極的に行かなかったのですが、外食やショッピングモールに行っても平気そうにお喋り出来るほどに。

心の状態は明らかに良い変化が。

ペットとお薬のダブル効果かな?

この調子でいって欲しいですね。

今日はここまで。

 

 

ゆっくりと更新していきますのでよろしくお願いいたします。

少しでも共感・参考になれば幸いです。

 

 

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