不登校・発達 子育てほんろう日記

小学生から不登校の次男。発達障害に不安障害。現在進行形の記録ブログです。

不登校を楽にする方法。親の不安の解決方法。

不登校児を楽にさせる方法

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楽しいママ

親の不安を伝染させない事

まず第一に親が深刻な顔をしないという事。

そして毎日ママ(パパ)が楽しく毎日を送っている姿を見せること。

そうすると不登校になっている子供自身の不安がだいぶ軽減されるんじゃないかと思います。

 

不登校歴もうすぐ3年目になる次男。

最初の1から2年の間は親の方が不安感丸出し状態。あれでもない、これでもない、と動きまくって子供を引っ張り回していたように思います。(反省)

この丸2年の間でわかったことが、

親の不安を伝染させない、という事。

 

不登校になってしばらくは本人も辛そうにしていて親も気を遣って過ごしていると思います。

少し慣れてくると、子供は元気が溜まってきてゲームや趣味などに没頭し始めます。

そこで親はというと、

「このままではダメだ!」

と思い、ホームスクーリング(自宅学習)、病院、カウンセリング、登校刺激、など色々やってしまいがちに。

すると折角心休めていた子供の心にも親の不安感が伝染してしまいます。

最悪、チャレンジしては失敗し余計に不安感を募らせてしまうのです。

 

とはいえ、チャレンジすることはとても大事。

子供の心を読むのも大変難しい。

我が家の場合、

子供の気持ちが少しでも前を向いた途端、

今だ!と思って親がグイグイ引っ張っては失敗し、親子共々疲弊してしまうのでした。

大事なのはチャンスを逃さないという事ではなく、チャンスを見つけたら選択を本人に選ばせる事が大事だと思います。

そこで親はプレッシャーを与えないこと。

誘導尋問して親が良かれと思う方向へ導く事は良くありませんでした。

無意識に親の希望を子供に意識させているのです。

うっすらと気づいていてもついつい誘導してしまいがちなので注意!です。

 

親が楽しく(楽観的に)過ごす事

要点は、

不登校当事者は暇にさせて自分自身で考えさせる。

不登校児の親は楽しく忙しく悩む暇を与えない。

 

今実践中なのが、私自身がやりたかった事を始めるという事。

つまり、趣味だったり、仕事だったり。

もしやりたいことがない、何かわからない場合、『自分自身が楽しい』と思うことで良いんです。

映画を見るとか、漫画を大人買いするとか、お菓子作りをするとか。お洒落してお出かけするとか。

そうして毎日忙しく楽しく過ごします。

悩む暇を自分に与えてはいけません。

 

そして、親主導をやめ、子供主導に切り替える事。

不登校の子供はというと、毎日毎日あれこれ言われていたことが半分以下になり、かなり楽そう。何より好きなことばかりやって暇になるほど。

本人は今まで「考えることを放棄」して(現実逃避ですね)ゲーム等に没頭していたと思われるのですが、暇になるものですから考え事をする時間も出てきます。

暇なもんですから、親のところに話をしにきます。

テレビを見ながら他愛のない話をしたりするだけでも不安は薄れるし、話す内容によっては自分を見つめ直す機会にもなります。

 

例えば次男はこんなことを言いはじめました。

妹の宿題を見ながら、

 

「今なら余裕でできそう。やらないけど。」

←妹は100円くれたらやる?とか聞いてました。答えは「やる。」だそうです。

 

「不潔は嫌やな」「デブやけどキモいデブにはなりたくないな」

←運動不足とストレスで食べる量が増えあと一歩で肥満体型。筋肉質なのでガチムチです。

 

「昔は外で走り回っていたよな」「外には出たくないけど」

不登校になる前は友達と毎日何時間も鬼ごっこをしていました。今は外に出て運動は出来ません。家出できる運動も続きません。

 

というように、過去を振り返る言葉が増えてきました。

これがいい傾向なのがどうか、正直わかりません。

少なくとも、

『今はできない事を昔は出来ていた』

と振り替える心の余裕は出来たのかな、と。

暇があれば考え事もするだろうし、話す事で自分を見つめ直すきっかけが生まれる。

ともあれ、

親が心配せず楽しく毎日を過ごしていると子供の気持ちは楽になるようです。

 

親が子供の将来を楽観的に考える方法

まず私は今に至るまでに、

自分が親として出来ると思われる事を一通りやった、という事があります。

 

・学校に相談

発達障害検査を含めた病院への通院

フリースクール探し

・家庭学習

・各専門家への相談

…などです。

 

何故一通りやらなくてはならなかったかのか。

これらは親である自分がここまでやっても解決に至らなかった、

という『事実』が必要だったからだと思います。

一通りやってきた事で親としての義務を果たした(と思う)といってもいいかも。

 

やり切った私は、解放されました。

そして、問題は子供にあり、子供自身で解決させるという事。に気付きます。

そうして、不登校の問題を子供自身に託す事ができました。

 

とはいえ、子供に全て責任を負わせる訳にはいきませんので(当然保護者ですから)

子供の様子を見つつ、SOSサイン、やる気サインを見逃さないように気をつけています。

そして何か助けが必要な時、充分に助けてあげられる体制を整えておく。

これには親の心の余裕が大切になってきます。

 

不登校をどうしても楽観的に考えられない理由とその解決方法

それはズバリ、『将来への不安』。

子供の引きこもりによる『8050問題』の事件などをニュースで見るとどうしても、

うちの子もこのままでは引きこもりニートの道まっしぐら・・・

と不安になってしまうんですよね。

 

私はこの問題をどうやって楽観的に捉える事ができたかというと、

 

・このまま進学しなくても、趣味を続けることで道が開けるかも。

・このまま心の病気が治らなくても、『障害年金』を受け取り生活していくことも出来る。

・親が死んでも子供に財産が残せるように保険などの見直しをプロと相談する。

・出来るだけ収入を増やす。

 

…などです。

少なくとも子供自身にストレスがたまらない人生(楽しく生きていける人生)を送る事ができるには、

問題を抱えた子供自身がどこまで受け入れられるか、

などの選択肢を知らせておく事です。(決定はしなくてもいい。)

子供の不登校・引きこもりは子供自身の問題なので、

『親と絶縁して生活保護で生きていく』選択だってあるんです。

それは子供の自由なのです。(そうならないのが一番ですが。)

 

そして、これから子供自身に少し前向きな気持ちが出てきたらのなら

カウンセリングなども視野に入れています。

しかしこれは、本人が必要になった時が始め時と考えています。

カウンセリングは保険が効かないので料金が高く、親が無理やり受けさせても勿体ないだけです。(本人も受けさせられている、と感じたら拒否するだけだと思う)

 

 

 

今回はここまで。

 

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