学校へ行けない理由って明確ですか?
学校嫌い
まず、考えられるのがそもそも「学校が好きではない(嫌い)」です。
我が家の次男も不登校になる前から学校が嫌いでした。
幼稚園は公立幼稚園で、私立の様に決まった席も無ければお勉強の時間もありませんでした。朝幼稚園に行って終わりまで割と自由に遊べる環境でした。
そんな環境から小学校へ入学。
まず、1時間目から1時間目が終わるまで席を立つことが許されない。
学ぶ教科は決められていて、それ以外をすることは許されない。
給食は嫌いなものも食べなくてはならない。
そして、
忘れ物をしたら怒られる。
宿題を忘れたら怒られる。
不注意で怪我をしても怒られる。
誰かが毎日怒られている。
そんな「環境の変化」に「小1の壁」なんて言葉が良く言われますよね。
まさに、そんな壁が次男にも立ちふさがったと思います。
大人でも嫌ですよね。
そんな環境の変化にも自分なりに一生懸命頑張って適応しようとしてきたのでしょう。
ぐったりと疲れて帰ってくる事が多かったです。
一方、学校から帰るや否や、
お母さんには「宿題をしなさい」と言われる。
明日の用意をしなさいと言われる。
習い事に行きなさいと言われる。
気が休まりませんね・・・
思い返すと申し訳ない気持ちになりますが、
世間一般的にはこれが当たり前の世界。
私が子供の頃も何の疑問も持たず学校へは行かないといけないもんだ、という考えで通い続けていた記憶があります。
休みの日は有意義に過ごす
一方、休みの日になると生き生き。
たまに宿題をやれ、と言われる以外は自由。
友達と遊びに行って夕方まで戻らなかったり、ゲームをしたり。
そこで学校でのストレスを発散していたのでしょう。
ただ、日曜日の午後は最悪でした。(サザエさんが放送される時間は憂鬱でしたね💦)
宿題はもちろん終わっていない。
明日は学校。
機嫌が悪く、癇癪も起こしがちでした。
ゲームについて
我が家でゲームの制限は夜8時までというアバウトな決まりでした。
朝からやってもいいし、時間制限はなし。
制限をしていなかったおかげなのかどうかわかりませんが、そのころはゲームばかりしているという事は少なかったと思います。
完全不登校の今では一日中ゲームやYOU TUBEをしている事が多いですが、夜の決まった時間には止めて、夜は寝て朝起きるという生活習慣は維持できています。
登校渋り
毎日学校が嫌だ、と言っていたわけではなく、楽しく思える事もあった次男。
楽しい<楽しくない
となったそんな中、ちょこちょこ起こってくるのが『登校渋り』。
「〇〇が~~するのが嫌だ。」
「先生に怒られるから行きたくない。」
そんな発言が増えてきます。
そんな時にキチンと話を聞いてあげて(傾聴)してあげれていたら・・・
1日でもゆっくり休ませてあげていたら・・・
こんな形で『不登校』にはならなかったのかもしれません。
・・・と、過去を後悔していてもしょうがないのですが、この事を教訓に出来る事はありました。
『登校渋り』が現れた時、出来るだけ話をきいて、
「なんで?」
と聞くより、
「そうなんだね。」
と同意してあげることが大事なんだと思います。
今ではたまに小3の長女が「学校へ行きたくないな」と発言することがあります。
即座に同意してあげられず、ついつい「なんで?」と聞いてしまい、反省。
子供の考えを変えることが難しいように、自分自身の考えを変える事もなかなか時間がかかる、という事ですね。
でも思い出す、という事が変わる一歩になるんだと思うのです。
今日はここまで。
ゆっくりと更新していきますのでよろしくお願いいたします。
少しでも共感・参考になれば幸いです。