完全昼夜逆転
不登校中学生の揺らぐ心
不登校回復期にいよいよ突入したか!?となってから数ヶ月。
自分から勉強を始めたのですが、何故か調子は悪くなっていく一方。
続けられたのは5月半ばから7月上旬の実質一月半ほど。
夏休みを挟んで、課題や自分で決めた目標のプレッシャーに潰されたのか、夜更かしする事が増えました。
もちろん朝起きる事も無くなり、昼無理矢理起こして昼食を食べてからも再度寝るという生活。
しばらくは黙って見守っていましたが、ついに完全昼夜逆転。
朝日が昇る頃に寝始めて、昼起こさないと夕方4時頃まで寝ている。
実際不登校初期から中期の次男は昼夜逆転はせず、朝ごはんも食べれていました。
まさか、やり残した「不登校あるある」の「昼夜逆転」を今頃やろうって?!
別段本人は困ることは無いものの、やはり昼夜逆転は健康には悪い。
現に今まで出来なかった口内炎が出来、食事をまともに取れない状態に。
親の私たちの無意識なプレッシャーと次男自信のセルフプレッシャー。
やっぱり、とんとん拍子に回復とはいきません。
わかっていたけども。
わかっていたから、「普通の高校へ行く」目標が高すぎだと感じてはいた。
余計な事はせず普段通り接してたつもりだけど、親の無意識の期待が彼に伝わっていたんだろうか。
思春期不登校の回復への道のりは厳しいですね。
昼夜逆転治し方
昼夜逆転によって体に不調が出てきたという事で、精神科の先生のアドバイスをもとに睡眠時間の調節を始めました。
もちろん本人の了承を得てから始めます。
人は「2時間以上の早起き」には耐えることができないらしく、夜更かしを続けた人が充分眠ってから起きる時間より「2時間前」に起こしても寝不足となり、昼寝(昼でなくても)してしまったりして睡眠の時間をうまく調節できないらしいです。
それをもとに2通りの方法を教えてくれました。
- 丸一日徹夜し、夜に寝る。
- 1時間ずつ早起きを3日続け、少しづつ元の睡眠時間に戻していく。
次男の場合、チンタラやる性格では無いので「徹夜して一気に治す」方法をやってみる事に。
1日目。
夕方4時ごろに起きた次男。
「徹夜?余裕〜♪」
とやる気満々の様子。
私はというと、夜11時には就寝。
「頑張れ、次男。おやすみ。」
翌朝、部屋を覗くとゲームして起きている様子。
いつもならこの時間に就寝、となりますが頑張って起きていてもらいます。
朝ごはんを食べ、再び部屋にこもる次男。
私は買い物に出かけ、昼食の時間。まだ起きています。
昼食後、再び部屋に戻ってしばらくして様子を見にいくと、
落ちていました。。。。(撃沈)
やっぱり無理だったか〜〜!
ま、夕飯の頃に起きてもらったら今日のところは上出来。
その夜は何時に眠ったのかわかりませんが、いつもよりは早く眠れたようです。
2日目。
朝、私が起きるよりも前に次男は爽やかな顔で起きていました。
「朝ごはん〜〜」
と言うので好きなメニューを作って食べさせました。
コーヒーも飲んでバッチリお目覚め。
朝3時ごろに目が覚めたらしいです。
午後2時ごろ部屋に様子を見にいくと、眠っちゃっていました。
すやすやと眠る姿を見るとそのまま寝かせてあげたくなる親心。
夕飯の時間になっても起こさず。
夜中にお腹を減らして起きてきたら夜食でも作ってやろう、と寝かせておきました。
すると、夜9時ごろに自力で起きてきました。
お腹が減っていたみたい。
夕食を済ませ、お風呂にも入ってもらって夜10時ごろには就寝したようです。
3日目。
朝、5時ごろに起きていた様子の次男。バッチリ目覚めています。
朝食を食べて、自室で好きなことをして過ごしています。
昼食もみんなと食べて、夕方ごろには眠気が来ている様子。
その日は夕方寝をさせまいとこまめに様子を見にゆき、夕食も少し早めに終わらせ、夜9時には就寝となりました。
4日目。
本日です。
朝は8時半に私が起しにいきました。
夜中2時ごろトイレに起きたみたいですが、それから再び寝て睡眠は十分に取れていた様子。
自力で起床とはいきませんでしたが、少し起こすとすんなりと起きられました。
やっと普通の睡眠リズムに戻れました。
完全徹夜までは行かなかったけれど、少しの頑張りで睡眠時間もたっぷりとりつつ、昼夜逆転を治す事ができました。
・・・とこんな感じです。
とりあえずは短期療法で元には戻れた感じですが、問題はこの生活が続くかどうか。
また夜更かしが続くとすぐに元の木阿弥。
昼寝をしないで夜早く寝る。
この習慣を身につけられたら、次男の言う「普通の高校生」になれるかもしれないですね。
そのことで自信をつけられたらいいなあ、と思っています。
今日はここまで。
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