不登校中2。家から出るのにはパワー不足。
なかなか家から出る事ができない
完全不登校になって丸1年半。
小学生の頃の別室短時間登校から完全不登校になって変わったことは、人との接点がほぼ無くなった事です。
小学校5・6年生時代は教室には入れないものの、仲の良い友達と一緒に遊んだり、別室で談笑したり、たまには出かけたりも出来ていました。
完全不登校になった中学1年の頃はたまに友達と遊ぶことはありましたが、2年生になった頃からはほぼ家から出る事は無く、オンラインでゲームをしたりLINEしたりするぐらいになって引きこもりがちになって行きました。
それでも昔からの友達はたまに家を訪問してくれていますが、
玄関先一言二言話すことはあっても、家で遊ぶことも無くなりました。
リアルな関わりはほぼ『0』になってしまいました。
ゲームではオンライン上で話したり遊んだりできるのに、何ででしょうね。
そんなある日、小学校の頃よく遊んでいて不登校になってから疎遠になっていた友達が久し振りに家を訪問してきました。
小学生の頃のイメージでずっと覚えていた容姿が、中学2年生にもなるとガラリと大人びていました。
そんな彼が昔と変わらず、「遊ぼう」と言ってくれたんですが、次男は会う気はなく私が事情を説明してお断りしました。
次男は、人と会う事に人一倍パワーを使うんでしょう。
たとえ気の知れた友達でも。(友達だからこそ?)
その友達はずっと不登校の次男の噂を聞いて来てくれたんでしょうか。
気にかけてくれる人がいると言うだけでありがたい事ですね。
思春期・成長期の数年間。
その時間ほとんど人と関わらず、家の中で過ごすしか出来ない次男。
人と比べても仕方のない事ですが、なんだか大事な数年間を失ったようで、切なくなってしまいました。
引きこもりや不登校は悪いことだけじゃない
そんな引きこもりがちな次男なんですが、家の中では穏やかに元気に過ごせています。
食欲も衰える事なく、昼夜逆転も改善しました。(最近朝遅くなり戻り気味ですが…)
風呂にも入るし、歯も磨く。
薬もきちんと飲めています。
趣味のギター、続けています。
勉強は相変わらず手付かずです。
大体がそんな毎日ですが、前向きになる期間もあれば2歩3歩後退する期間もあります。
ですが、トータルで見て少しづつ前に進んでいるのかな、と思います。
確かに、人とのリアルな関わりだけを見たら以前よりは出来なくなってしまいました。
ですが実際、次男の精神状態は別室登校の頃よりも今の方が断然良くなっている様に思えますし、「引きこもる事」や「不登校」の状態が彼の心に悪影響だけを与えているとは思わないのです。
だから私は「登校」させることにこだわりは無くなりましたし、無理に外に連れ出そうとも思わなくなりました。
本人の意思で「それができる様になりたい」と思った時で無いと心の病気は回復していかないだろうと。
心穏やかに、毎日を淡々と過ごす事ができるだけで十分だと、私は考えます。
今日はここまで。
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