不登校・発達 子育てほんろう日記

小学生から不登校の次男。発達障害に不安障害。現在進行形の記録ブログです。

不登校によって変わった親の考え方

今回は、次男の話ではなく、親である私の話。

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不登校児の親の考え方の変化

 

これまで私は不登校になるのは親の愛情が無いだとか、本人の甘えだとか、
とにかく外部に原因があり、それを排除すれば何とかなるんだと思っていました。

 

3人の子供の親となり、家庭では楽しく、時には厳しく。
特に何の問題もない普通の家庭だと思っていました。

 

まさか、そんな家庭にでも「不登校」なるとは夢にも思っていませんでした。

 

次男は小学校に入ってから2年生ごろからいわゆる「登校渋り」をちょくちょくするようになりました。

 

親である私はその都度「叱咤激励」「先生に相談」を繰り返したように思います。

 


頑張ればそのうち自分でできるようになる、

怒られたら次からはちゃんとできるようになる、

時が過ぎれば成長して何とかなる、と。

深く考えもせず、放任していました。

忘れ物をしても、本人のせいだから、と、チェックもせず、

宿題を忘れても先生に怒られて来い、という「放任主義」がベースとなった子育てをしていました。

 

不登校状態になって気づいたのですが、忘れ物を注意され、怒られても次の日になったらそのこと自体を忘れてしまっているのですから、「ADHD」の特性だったんですよね。自然と治る訳がありません。😅

 

「先生に相談」は決して悪い事ではないのですが、
原因が先生であることもあったりするので担任だけで
解決するのは難しかったように思います。

 

登校渋り、不登校は、本人と環境の不一致。
「学校環境」と「次男の特性」が合っていなかったために起きた問題だったのです。

だから、
その時点でなぜ登校渋りになるのか、
何が本人にとって苦しく思っているのか、
理解できていなかった私には、
感情的になってとにかく頑張らせる事しかできなかったのです。

 

それに、これがかなり不登校児を苦しませている原因だと思っているのが、

 

親の「世間体にとらわれた考え方」。

 

親はどうしてもほかの子供達と同じように、とにかく「普通」を求めてしまう。

周りに、「不登校児」の親と思われるのが恥ずかしい。

将来の事を見すぎて(勝手に妄想して)「引きこもりニート」の親になりたくない。

 

だから、親は、何としても学校へ行かせたい!

 

一方子供は自分自身を守るために「不登校」状態になっている(または家庭内でも部屋にひきこもる)ので、親に強制されればされるほど、

 

ますます行きたくない!

 

と、なる訳ですね。😅

 

 

では、どうすればよかったのか!?

 

と自問自答してしまうのですが、

 

しかし!

 

これは過去の事。振り返っても過去に戻る事はできません。

原因がわかったところで、過去に戻ってやり直す事は出来ないのです。

 

なるべくしてなった「不登校」。

 

大事なのは今!

 

親にできる事は、

 

①本人の意思を認める。

②家を安心できる場所にし、パワーを貯めさせる。

③環境を整え、本人に提案する。(少し背中を押す)

 

これぐらいでしょうか。

 

親はというと、

学校に理解をしてもらうために相談、話し合いをする。

スクールカウンセリングに行ったりするのもいいかと思います。

場合によっては精神科(心療内科)でお薬の力を借りることも重要です。


外部とつながる事は不安から少しでも解放されるという意味で、
親にとっても本人にとっても重要になってくるからです。

 

今回はこのへんで。

 

ゆっくりと更新していきますのでよろしくお願いいたします。

少しでも共感・参考になれば幸いです。

 

 

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