不登校・発達 子育てほんろう日記

小学生から不登校の次男。発達障害に不安障害。現在進行形の記録ブログです。

WISC検査(発達障害・IQ)の結果

前回書いたWISC検査の結果。

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受けた検査「WISC-4」

WISC-Ⅳ 認知能力、情報の入力と出力の検査です。

 

全検査IQ(FSIQ)・・・(総合的な能力):84
言語理解標(VCI)・・・言語理解、知識、概念化:101
知覚推理(PRI)・・・視覚的な問題解決,情報処理能力:82
ワーキングメモリー(WMI)・・・ 新たな情報を記憶、短期記憶に保持、処理する能力:76
処理速度(PSI)・・・複数の情報を処理する能力:83

 

ちなみに平均は100。言語理解以外ほぼ平均より下、知的障害は無いとの結果。

ですが、平均IQが84なので、境界知能がギリギリかなあ、といったところ。
※境界知能とは、平均IQ70~84で知的障害にはあたらず、知的ボーダーラインとも言われます。

この境界知能に当てはまる人は、障害とは呼べないものの平均より知的能力が下なので一番生きづらさを感じると聞きます。

しかも次男はADHDともASDとも確定的ではなく、
とてもグレーで曖昧な位置にいると思われます。
(検査当時は小学校5年生なので正確な診断はすぐにはおりません)

 

この検査結果についてはザックリと医者から説明されましたが、
何をどうすればよいのか具体的なアドバイスはされませんでした。
ただこの結果を先生に伝えて下さいといわれました。

支援級の先生ならまだ理解していると思われますが、
普通級の先生に解るのかなあという不安がありました。
なので、自分なりにネットで調べて以下の様に文章にまとめて、
担任の先生へ説明しました。

 

①言語理解…文字・文の読み、知識・理解は平均。

 

②知覚推理が若干弱い…片付け苦手、なくしもの多い、選択的注意力弱め、表情を読む力弱め、グラフが苦手。

→言葉による説明を追加、見通しを持たせる(次は何をやるかイメージさせると不安感を軽減させられる)
→板書の時間の確保

 

③ワーキングメモリー低め…聞き洩らし、聞き違いが多い。記憶力弱い。
→注意を入れてから説明。短く簡潔に繰り返し説明。

 

④処理速度の低さ…切り替えが弱い、集中の持続が難しい(好きなこと以外)
→時間の確保。書く量(問題数など)を減らす。(板書は写真を撮るなど)急かさない。

 

検査をしてみるとやはり得意・不得意が数値でわかり、
納得することも多くやってよかったと思いました。

検査結果をみて学校がしんどいという原因はわかりました。

ですが、これで学校に行けるかどうかという事にはつながりません。

根本原因がわかったとしても、現状は「学校」「先生」への不信感があるので学校へ行けないのですから。

 

今回はここまで。

次回は6年生へむけて本人の葛藤と親のすべき事についてのお話です。

 

ゆっくりと更新していきますのでよろしくお願いいたします。

少しでも共感・参考になれば幸いです。

 

 

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