不登校のいきさつ(前回の続き)
5年生の始めから不登校になった次男。
まず親である私がした事は担任と生徒指導の先生に話す事。
事情を正直に説明し、現在は学校に行ける心理状態ではないことを説明。
担任の先生も全く???の状態ですから、なぜそうなったから一から説明するのに大変苦労したことを覚えています。
人一倍敏感な子供 HSC(Highly Sensitive Child)
HSCとは……刺激に敏感で影響を受けやすい子どもの特性 外的な刺激にとても敏感で、その影響を強く受ける子どものことを「ハイリー・センシティブ・チャイルド」(略してHSC)といい、近年、その特性に関する事例の報告が増えています。 医学的な診断名ではありませんが、5人に1人の子がこの特性を持っているといわれています。
allabout.co.jp/gm/gc/485325/
まずなぜ学校嫌いなのか、先生嫌いなのかの原因を探っていくうちに「敏感」とか「過敏」であるという特徴が浮かび上がってきました。
そこでたどり着いたのが「HSC」というワード。
当時はまだ聞きなれない言葉でネット上にも情報は少なかったのですがあるサイトからわかりやすい本があると知り早速購入。
読めば読むほど次男の特徴に当てはまるのでした。
心療内科医の明橋大二先生の本でイラストや漫画もあり文章が苦手な方でも読みやすいのでおススメです。
先生に話す際に事前に本のコピーを持参して説明に行きました。
正直先生も聞いたことが無い様子で理解を深めるためには話だけではなくこういった本を持参して説明することは大事だと思います。
一通り説明したつもりだったのですが、先生の熱血ぶりを止めることは簡単ではなく、しばらく電話や次男への声掛けがなくなる事はありませんでした。(信念をもって今までやってこられたので簡単に考え方を変えるのは難しいと思う。)
不登校になる前に少しの時間でも別室登校したほうが良いと生徒指導の先生に勧められ、何とか説得し別室での登校を始めたのですが、その嫌いな担任に声をかけられたりすることで落ち着きません。
更に別室で給食を食べた後食器を片付けることを忘れた次男はその先生に激しく怒られるという出来事が😨
その日以来1か月以上学校に行くことができなくなるほどにダメージを受けてしまうのでした😔
もちろん、怒られて当然の話。普通の5年生ならばそのような対応でも問題が無かったと思います。ですが、長年傷ついて萎縮してしまった次男には相当なトラウマとなってしまいました。
次男が夏休みを含め1か月間以上自宅に引きこもった期間に何度か先生達と話し合いをしました。
次男は担任の先生と一切関りを持たないという条件で学校へ別室登校することに同意。夏休み明けから再び学校へなんとか登校することができるようになりました。
次男のHSCに当てはまる特徴
【HSCの子育てハッピーアドバイス HSC=ひといちばい敏感な子】から引用
- すぐにびっくりする
- 服の布地がチクチクしたり、靴下の縫い目や服のラベルが肌に当たったりするのを嫌がる
- 驚かされるのが苦手である
- しつけは、強い罰よりも、優しい注意の方が効果がある
- いつもと違う臭いに気づく
- ユーモアのセンスがある
- 直感力に優れている
- 大きな変化にうまく適応できない
- 服がぬれたり、砂がついたりすると、着替えたがる
- 完璧主義である
- 誰かがつらい思いをしていることに気づく
- 痛みに敏感である
- うるさい場所を嫌がる
- 細かいこと(物の移動、人の外見の変化など)に気づく
- 前で発表するときは、知っている人だけのほうがうまくいく
23項目中15項目にチェックが付きました。13個以上でおそらくHSCだそうです。
次回は「HSC」→「発達障害」を疑うに至った経緯を書いていきます。
ゆっくりと更新していきますのでよろしくお願いいたします。
少しでも共感・参考になれば幸いです。